ネガティブ・ベーシス取引 | Negative Basis Trade
アービトラージ(裁定)戦略のひとつで、CDSと現物債券の利回りの差から利益を狙う取引。
債券利回りがCDSスプレッド(保証料)を上回る場合に、債券のロングポジションを取り、同時にCDSのプロテクションを購入。
デフォルトのリスクをヘッジしつつ、債券利回りとプレミアムの支払いの差を利益とする。
社債市場とCDS市場は需給関係が異なることからスプレッドが開きやすく、時に大きな裁定機会が発生する。
リスクとしては、CDSのカウンターパーティーリスク、流動性リスク、資金調達コストの上昇リスクなどがあり、また、債券利回りがCDSスプレッドよりも大きく上昇した場合は評価損が発生し、取引継続が難しくなる場合がある。
* 債券やデリバティブに関して使われる単語の一般的な解説をしています。文脈が変われば別の意味を持つ場合もあるのでご注意ください。
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